ワールドイズダンシング
ワールドイズダンシング 第1話について、動画で話した感想をWeb記事として読みやすく整理します。
ワールドイズダンシング 第1話について、動画で話した感想をWeb記事として読みやすく整理します。
南北朝を舞台にした異色のスタート
夏アニメが開始され、本日は『ワールドイズダンシング』第1話をご紹介します。南北朝をテーマにしている時点でレアな作品であり、『逃げ若』という非常に人気かつ先行して強いタイトルがある時代でもありますので、前からピックアップしたいと考えていました。もともと話題作ではありましたが、実際に視聴してみて、本当に良かったと感じました。
閉じない線が生む迫力ある視覚体験
何が良かったかというと、後半の舞の作画の部分です。テレビアニメーションの整った美しさとは違う、かなり荒々しい表現でした。あれを見た時に、高畑勲監督の『かぐや姫の物語』のような、手描きの絵がそのまま動いているみたいなニュアンスを感じました。水彩画やラフのような線がブワーッと動いているのが、とてつもなく迫力があるように見えました。
感覚的には、閉じた線じゃなくて、線の外側まで広がっている絵のニュアンスで描ききるという手法です。逆に作画コストは高そうなんですが、多分、普通に閉じた絵で動かす方が簡単だと思うんですけど、めちゃめちゃ面白いと感じました。特殊な効果も含めて、はっと目を引きつけるような映像でした。オープニングの映像も尖っており、かなり迫力がありました。
歴史的背景に自由な解釈を加えた物語性
テーマが舞というところもあるんだと思うけど、とにかく他とはまた違うんだぜと、絵の方が伝えてくるようなタイトルになっています。南北朝という日本の中ではセンシティブな部分があり、映像化があまりされていない時代だと思います。そういったところのタイトルが、『逃げ若』も含めて連チャンで出てくるのは、描かれてない分、自由度があるっていうこともあるんでしょうね。
世阿弥なんて、高校や中学の受験勉強のためにちょっと覚えたような単語だと思うんですけど、具体的にその人生をめちゃめちゃ詳しく知ってるかって言われたら、全然知らないかなと思います。能だったり、猿楽だったりとか、そういう言葉としての知識は結構あったりするとは思うんですけど、改めてこの時代感だったりをフィクションも交えてだとは思いますが、楽しく見れそうなタイトルだと思います。
まとめ
言葉よりもはるかに目で見て一発で伝わる、この作品はこういうニュアンスのタイトルですというのが伝わってくるような内容でした。夏のアニメとして注目の一本として、追っかけていきたいなと思っております。皆さんもよかったら見てみてください。